【公式フル無料動画】危険なビーナスの見逃し配信を1話～最終話まで全話視聴する方法｜妻夫木聡・吉高由里子主演ドラマのネタバレ感想

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東野圭吾の同名小説を原作とした、30億円の遺産を巡るラブサスペンス。獣医の伯朗（妻夫木聡）が勤務する動物病院で診察を行っていると、「弟の妻」を名乗る謎の美女・楓（吉高由里子）が現れる。弟の明人（染谷将太）の失踪を知らされた伯朗は、楓と共に疎遠だった親族の遺産相続に関わっていくことになる。

日曜劇場『危険なビーナス』公式サイト

牧雄（池内万作）が矢神家の何者かに襲われる。楓（吉高由里子）は犯人を捜すために伯朗（妻夫木聡）と矢神家の屋敷へ向かう。家の中の者たちに尋ねるが、勇磨（ディーン・フジオカ）のアリバイが不明だった。その後、牧雄が運ばれた病院に親族が集まる中、伯朗は刑事に遺産争いのことを伝える。

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伯朗（妻夫木聡）の家に突然元美（中村アン）が訪れ、楓（吉高由里子）が救急搬送されたことを伝える。伯朗はわれを忘れて心配を募らせるが、楓は無事だった。その後、楓は記憶を頼りに、自分を突き飛ばした犯人の特定を急ぐ。やがて、嫉妬心が絡んでいるのではと感じた楓は、百合華（堀田真由）が怪しいとにらむ。

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伯朗（妻夫木聡）は百合華（堀田真由）から、母の祥子（安蘭けい）が置手紙をしていなくなったと告げられる。明人（染谷将太）のケースと同じだ。一緒に探してほしいと頼まれるが、かつて母・禎子（斉藤由貴）をいじめた祥子のことを助ける気にはなれない。伯朗が断ると、百合華は「このことは楓さんには言わないで」と口止めして帰って行く。

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祥子（安蘭けい）は、君津（結木滉星）と杏梨（福田麻貴）を利用し、康治（栗原英雄）の殺害をたくらんでいた。そんな中、伯朗（妻夫木聡）の元に「今夜、康治が殺される」と書かれた差出人不明の手紙が届く。伯朗が楓（吉高由里子）に手紙を見せると、楓は康治の部屋に隠れて犯人を暴き、犯行を未然に防ごうと提案する。

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伯朗（妻夫木聡）は、母・禎子（斉藤由貴）が矢神家の人間に殺されたと聞きショックを受ける。楓（吉高由里子）からも、明人（染谷将太）が母の死の真相を暴こうとしていたことを聞き、兄である自分になぜ相談してくれなかったのかとやりきれない。明人の失踪と禎子の死の真相には何か関係があるのか？

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伯朗（妻夫木聡）は、突然自宅に押しかけてきた牧雄(池内万作)から、脳の研究をしていた康治（栗原英雄）の研究記録を見つけて欲しいと言われる。そこには、伯朗の実父・一清（R-指定）の脳腫瘍に対する研究データがあり、それが人類の未来において画期的な発明に繋がる内容だというのだ

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伯朗（妻夫木聡）は、突然自宅に押しかけてきた牧雄(池内万作)から、脳の研究をしていた康治（栗原英雄）の研究記録を見つけて欲しいと言われる。そこには、伯朗の実父・一清（R-指定）の脳腫瘍に対する研究データがあり、それが人類の未来において画期的な発明に繋がる内容だというのだ

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楓（吉高由里子）と勇磨（ディーン・フジオカ）の仲を怪しむ伯朗（妻夫木聡）は、意思を固める。そんな中、康治（栗原英雄）の死期が迫り、波恵（戸田恵子）は遺産について話し合う親族会を開く。伯朗がある疑惑について切り出すと、矢神家の面々も互いへの疑いを打ち明け始める。そして、波恵がある事実を明かす。

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矢神家の親族会。当主・康治（栗原英雄）が亡くなり、明人（染谷将太）が戻らない今、矢神家の遺産はいよいよ康之介（栗田芳宏）の子たちに均等に分配されることになった。しかし、楓（吉高由里子）は後天性サヴァン症候群の研究記録さえ見つかれば明人を救い出せると波恵（戸田恵子）に訴え、勇磨（ディーン・フジオカ）も楓に味方する。

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矢神家の面々がみんな怪しく思えたし、楓さんも最後まで味方か敵かわからなかったのは見事！サスペンスなのに伯朗の恋愛的妄想がちょこちょこ挟まれて毎回またかと思っていたけど、おかげで蔭山さんのキャラが魅力的に感じた。明人が無事だったのも良かったし、百合華さんが30億の遺産付きの明人とお付き合いが決まったのは矢神家で一番ちゃっかりしてたかも。康治氏は伯朗に誤解は解けたけど、最期に明人に会えなかったのは可哀相だった。最終回を見終わったらみんな愛すべき登場人物ばかりだった気がして、意外と「危険なビーナスロス」に陥っています。できたらそれぞれの後日談を知りたいな。

私は原作を知らずに見たので最後まで結末が分からず、ハラハラドキドキ楽しく見ることができました。まさか叔父の憲三が伯朗の母を殺害した犯人とは驚きましたが、信頼していた叔父が母を殺したことを知った伯朗の衝撃は図り知れず、とても悲しかったことと思います。楓の正体は、皆が怪しんでいたように私も明人の妻ではないのでは？と思っていましたが、潜入捜査をする警察官とは思いませんでした。最後は全ての謎がスッキリして伯朗と楓の気持ちも通じ合い、元美は少し可哀想でしたが、いろいろ上手く収まったのではないかなと思います。

登場人物が多いので最初は誰がどういう間柄なのかよくわからなかったり、途中で話がなかなか進まずもどかしい感じもしました。でも個人的には面白かったと思います。誰が犯人か考えるのも楽しかったですし、父親の死の間際に心が通じ合う場面にも感動しました。最後に険悪だった矢神家が仲良さそうにしているのを見て、あんないろいろなことがあったのに？と不思議な感じもしましたが、ミステリーでありながらほんわかした感じもあるドラマで見やすかったと思います。

とにかく登場人物が多くて相関図を理解するのに時間がかかりましたが、それぞれのキャラクターが濃くて面白かったです。みんなが様子を伺ったり探りを入れ合っていて何が本当なのか分からず、私が伯郎だったらきっと頭がこんがらがっていたと思います。最終回の直前までは謎が多すぎて本当にあと1話で終わるの？と不思議でしたが、最終回ではすっきりと全てが解決して気持ち良かったです。私が特に印象に残ったシーンは康治氏の最期、伯郎が明人のフリをするシーンです。あの時2人は本当の親子になったと感じました。

最初からハラハラドキドキが止まらず、次週がとても楽しみなドラマでした。予想をしても、『そこでこの人出てきたか！？』など予想外の話の展開がとても面白かったです。矢神楓の存在は怪しかったですが、結果的にはそういうことだったかと納得させられる感じにはなりました。毎週違う話の展開で、あっという間に最終回になってしまいもう見られなくなるのが寂しいです。犯人が意外な人物でしたが、終わってみてなんだか暖かい気持ちにもなりました。

これほど最終回にビックリさせられたドラマは滅多にないと思います。伏線もすべて見事に回収されていました。さすが東野圭吾の原作です。毎回あった伯朗の妄想シーンは当初面倒でしたが、最終回のラストで見事にハマりました。これは演出家の力なんでしょう。複雑でなかなか覚えられなかった矢神家の人間関係をクリアできたのは、物語中盤でしょうか。キャスティングでは、吉高由里子、妻夫木聡とも最高の演技をしたと思いますが、私が一番印象に残ったのは蔭山さんを演じた中村アンの美貌でした。

終盤は「ああこの人が犯人なんだろうな」ってわかってしまいましたが、それでも楓と伯朗の関係もあって最後まで見届けたいなと思えるドラマでした。吉高由里子さんを起用したことで原作よりいやらしくなく、いい感じにまとまっていたのが私的には良かったです。どこまでも伯朗の真っ直ぐさに尊敬していました。ドロドロなんだけど気持ちの良いドラマでした。